門坂流へのオマージュⅡ 二階武宏

輝笛(キテキ)  2017  木口木版画  255x365mm ed35

【コメント】

門坂さんと初めてお会いしたのは10年以上も前のことで京都で個展をされた時でした。在廊される日に画廊で待っておりましたがなかなか来ない、、しばらくすると画廊の電話がなり、真逆の方に歩いてしまってるということでした。よくよく聞いてみるとかなりの方向音痴なんだとか、、。しばらくして来られ、画廊で随分長い時間お話した記憶があります。それ以来関西方面で展示の度に伺って作品への想いや下らない話などをたくさんしました。門坂さんとは親子ほども歳が離れているにもかかわらず、大変気さくで偉ぶることのないとても魅力的な人柄でたまに覗かせる子供の様な笑顔が今でも浮かびます。
2014年に私が不忍画廊で個展をするということで 「個展楽しみにしてるよ」と仰られてこちらも楽しみにしていたのですが、2014年の初旬に電話越しに「多分良くなると思うからまた会おう」と少し元気のない声でおっしゃってたのが最後となってしまった。今も冗談だよ、笑いながらふと現れてきそうである。
玄関には門坂さんの小さな作品が毎日出迎えてくれている。

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