1965.6/15-30画廊開設記念靉光遺作展

[ 2016年3月17日 ]

靉光/1907-1946 広島県生れ。戦前に画壇で活躍。画家として戦争への協力は強く反対していた。
原爆で多くの作品が焼失。1946年終戦の翌年、中国にて病死。

- 画廊開設記念靉光遺作展 -  話:荒井一章

1965年当時、靉光は埋もれた作家でした。どうにか彼の展覧会を開催したかったので、尊敬する異色日本画家、中村正義氏に相談したのです。
すると、1948年に東京都美術館で開催された「第2回日本アンデパンダン」にて展示された作品が井上長三郎のアトリエに保管されているとのことで、すぐに井上氏の元を訪ね、そして靉光の未亡人を紹介していただきました。
聾唖学校の先生をしてたという靉光の夫人から『花園』(194年、油彩、96㎝×142㎝)を
譲ってもらい、代表作「目のある風景」「やせ馬」も小さな画廊の壁にかけました。
戦地にて帰らぬ人となった靉光の唯一の遺品である、裏に名前が彫刻された飯盒も作品と合わせて展示し、当時としては画期的な展覧会であったと思います。
 


花園
194年、油彩、96㎝×142㎝


左:荒井一章、右:難波田史男


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