二階武宏展≪木口木版画・ドローイング・油彩≫

[ 2014年9月10日 ]

二階武宏展≪木口木版画・ドローイング・油彩≫
会期:2014年10月10日(金)―11月1日(土)
休廊日:日曜日、祝日
営業時間:11:00―18:30

オープニングパーティ◇10月11日(土)16:30~
作家在廊日◇10月10日、11日、24日、25日、31日、11月1日

この度、二階武宏(1980年 名古屋市生れ 京都在住)の個展を開催いたします。
圧倒的な技術と独特な世界観によるイメージは 国内だけにとどまらず、ここ数年で海外でも熱狂的なファンを獲得しています。
東京での初個展となる今回は、木口木版画、ドローイング、作家初の試みである油彩など新作を含む33点の二階武宏の仕事をご紹介いたします。
この機会にぜひご高覧頂き、二階ワールドを体感していただけましたら幸いです。

 

「有機的な夜警」 2014 木口木版

 

 

作家コメント

<木口木版について>
あるようでないイメージを、手探りで版上を探索し、刃を入れることで、濃縮された
水滴の波紋が拡がっていくように現れるイメージを求めて制作しています。

<ドローイング、ペインティングについて>
画面の内にランダムで線を引いて空間の中にできた仕切りの様なインクが積み重なっ
て物質として立ち上がってくる様子をイメージとして定着させています。ペインティ
ングはドローイングと似ていますが、はじめは絵の具の筆跡からはじまります。一旦
放って置いて形を見つけてまた絵の具を置いていきます。そうしていく内に形が形成
され出来上がります。内在するイメージを抽出する、といった感じです。

【二階武宏略歴】

相馬俊樹WEB評論「アール・エゾテリック “二階武宏”」

 


『二階武宏木口木版画全作品集』 ¥2,160(税込)
限定350部(活版印刷作品入り) 182×257mm 73頁

 

[ ブログ ][ 二階武宏 ] 二階武宏展 ≪木口木版画・ドローイング・油彩≫

[ 2014年10月31日 ]

二階武宏展 ≪木口木版画・ドローイング・油彩≫
2014.10/10(金)-11/1(土)

不忍画廊での初紹介でもある今展は、京都在住の二階武宏(1980~愛知県生れ)にとっての東京初個展となります。新作だけでなく約10年間の木口木版画代表作を紹介、また昨年(2013)より制作発表しているドローイング、初公開となる油彩画も展示、二階武宏の芸術世界を堪能できる小回顧展示の形式となりました。

第1室・・・2006~2014 大版の木口木版画代表作9点
第2室・・・少し小さな木口木版画、木口木版画の原板と道具の展示、ドローイング、油彩画
小展示室・・・日和崎尊夫、小林敬生、柄澤齋、渡辺千尋、門坂流、斎藤修、二階武宏などビュラン作家の小作品展示(展示替え)


第1室では、2006年~の代表的な大判木口木版画9点を展示、この大判の木口木版画作品は、そのほとんどが国際、国内の主要版画展で受賞されています。

椿や黄楊(つげ)の木口(輪切り)に線刻しますが、第1室の9点の木口木版画サイズ(直径40~50cm)の原板となると樹齢300~400年以上の大木となり、めったに入手する事が出来ません。入手しても(生木であると)10年間ほどは寝かせておかないと彫刻する事が出来ない。


入口横の作品 「出現」(川上澄夫木版画大賞展《準大賞》受賞作)

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<第2室>


二階さんから特別に3点の版木原版をお借りして展示(3点とも絶版となっている版木です)


上:「垂れる魚」2007年作の版木(椿)原版
下:「垂れる魚」版木現版のディテール


「張り付く魚」2004年作の版木(椿)現版


上:「地棲」2008年作の版木原板とビュラン
下:「地棲」版木原板のディテール


「髑髏―2」(特注の額装)


初公開の油彩画。木口木版画制作の合間に描くそうですが、マチエール、ディテールなども研究し独自のペイティング作品になっています。


作家自ら気に入っているという「深海―佇立(チョリツ)」2014年、油彩・キャンバス、455×530


ドローイング
下:「柔らかい塔」2013年 500×350


二階武宏(2014.10.31 不忍画廊個展会場にて)

相馬俊樹WEB評論「ア-ル・エゾテリック vol.10  “二階武宏” 」

 

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