2015年11月のアーカイブ


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[ 2015年11月25日 ]

今年一年、様々な画廊企画に参加したアーティスト達の新作・未発表作を中心に紹介いたします。今年を締めくくる展覧会となります。
※こちらの展示は終了いたしました。


田沼 利規 【在廊日12/24 (木)】
1986東京生。多摩美術大学大学院修了。
まどかぴあ版画ビエンナーレ《審査員特別賞》、全国大学版画展《美術館収蔵賞》受賞等。「池田満寿夫と新世代展」(2015年 不忍画廊)
銅板や銅版画用インクなどを用いて1点ものPaper workを制作。
無数のひっかキズのようなドローング、染みのような淡彩・墨彩、熟成された大家が描いたような作品に見えるが、まだ20代後半の未来あるアーティスト。未完成のように思える完成度の高さに多くの観客が驚嘆している。

會田 千夏 / 1980札幌生(在住)
北海道展で2度の最高賞受賞、「A☆MUSE☆LAND」(北海道立近代美術館)では名和晃平、小林孝旦等とともに展示、昨年の札幌国際芸術祭「Sprout garden-萌ゆる森-」では芸術の森・佐藤忠良子供アトリエにて展示。
北海道を代表する現代作家として活躍中。
今展では初のオブジェ出品。手のひらサイズですが會田千夏ワールドがちゃんと詰まってるのは流石!新作ペインティングや、日本画材で描いたYOKAI作品も出品しています。


山田 純嗣  / 1974長野生。愛知芸大大学院修了。愛知県美術館、東京ステーションギャラリー他に収蔵。
名画(二次元)を立体(三次元)にして、名画と同構図のジオラマにして撮影、その写真上に銅版画の線描とペインティングをして完成させる「インタリオ オン フォト」という独自の制作手法を確立させる。今展では4点の画廊未発表作を展示しています。
◆モネ「睡蓮(西洋美術館蔵)」の構図で再構成された作品にメトロポリタン、ボストンなど世界の美術館が所蔵するモネ「睡蓮」の色彩を重ねた連作を3点出品。
◆モネ「ルーアン大聖堂」を再構成した山田純嗣作品と、浜田知明「ブリュッセル王宮」。小さな作品と大きな作品。

繁田 直美 【在廊日 会期中の毎土曜日】
繁田 直美 Naomi Shigeta/女子美術短期大学卒業後、ミネアポリスカレッジオブアートアンドデザイン ファインアート専攻科(BFA)卒。
◆植物などを撮影し、拡大・複写を何度も重ねて出来たイメージに幾層もの透明メディウムを重ね、重層且つ繊細なマチエールの作品を制作している。
「冬」をイメージさせる美しいブルーのペインティングを今展に合わせて制作頂いた。


藤田夢香【在廊日11/27 15:30頃~少し…ほか】
1976東京生。美学校にてスクリーンプリント学ぶ(師:岡部徳三、松村宏)。国内外の様々な場所で出会った人や風景などを撮影しスクリーンプリント手法を用いて絵画、オブジェ作品にする。全ての作品に藤田夢香の<想い・記憶・詩>が込められている。
今展では「冬・贈り物」のイメージで光るオブジェとボックスアートを制作。

橋場信夫 【在廊日 12/5と、会期中の毎月曜日】
1950東京生。パリのエコール デ ボザール ヤンケルのアトリエで学ぶ。
ラスコーを訪れた体験がその後の創作に大きな影響を与えた。「根源的な文化、美、宗教、風土」などを現代の視点で作品化している。
◆「結」大事な家族の結婚が橋場信夫のカタチとなった作品。
◆「顕現」(神などが)カタチになって現れる。橋場信夫による神のカタチであろうか


見崎彰広
1987東京生。東京芸術大学日本画科卒業後、国立のラール・ヴェルテ リトグラフ研究所でリトグラフ制作開始(研究所主宰は池田満寿夫の専属プリンターで知られる石橋泰敏氏)
今回は鉛筆と色鉛筆で描かれたドローイング3点出品。
ユーモアを感じさせながら絵画詩となった作品。繊細なマチエールを実際の作品の前で感じて頂きたい。

安元亮祐【在廊日 12/5,19 午後~ 】
1954兵庫県姫路生。筑波大学聾学校美術科中退、光風会(のちに脱会)、安井賞展、安田火災美術財団奨励賞、セントラル美術館油絵大賞展佳作、個展多数。
今展では動物と風景の小品秀作を各2点(計4点)出品
◆立体「fukuneko 2」は布、針金、アクリル着彩など様々な素材を自由自在に駆使、高い完成度を持ちながらユーモアがあり親近感を併せ持つ芸術性はプロフェッショナルなアーティストと言える!
◆来年の干支作品「Yellow time」。細い糸による線描はオドロキ!
◆風景2点「水の中の街」「俄雨(にわかあめ)」。芸術家ピカソを尊敬し、個展の度ごとにスタイルを(しかも高度に)変貌させるため、気に入った作品はその時でないと入手不可となる。



中佐藤 滋
1947東京生。安田火災美術財団奨励賞展、安井賞展等に出品。1一線美術〈文部大臣奨励賞〉受賞。
◆鉄のオブジェ2点は現在の社会情勢などへの皮肉を諧謔味を取り入れながら表現。手前は「良質介護サービス」、奥は「バイバイジージャンプ」
◆ひっかき傷のようなマチエールとキュビズム風な器、モノクロームで描かれた中佐藤静物画作品の代表作と思います。
「空白の時間(とき)」アクリルペインティング、F30

[ アーティストニュース ] [ 斎藤 真一 ] 斎藤真一 新潟にて二つの展覧会が開催されます。

[ 2015年11月5日 ]

一つ目は瞽女ミュージアム開館記念「越後瞽女日記」展 会場:瞽女ミュージアム

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瞽女ミュージアム開館記念 「越後瞽女日記」展   ※こちらの展示は終了いたしました。
瞽女ミュージアム開館記念「越後瞽女日記」展を開催致します。
是非、おこしいただき「高田瞽女」の世界を感じてください。

会期:平成27年11月3日(火)~11月23日(月祝)*11月3日は式典の後、午後1時から一般公開いたします。
時間:午前10時から午後4時
休館日:11/11、11/18
会場:瞽女ミュージアム高田(麻屋高野 上越市東本町1-2-33)
入館料:一般500円/学生300円/中学生以下無料

お問い合わせ Tel:025-522-3400 Fax:522-3143
高田瞽女の文化を保存・発信する会 事務局 小川

主催 高田の文化遺産継承実行委員会
企画 特定非営利活動法人 高田瞽女の文化を保存・発信する会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二つ目の展覧会は「斉藤真一 越後瞽女日記の世界」会場:池田記念美術館
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斉藤真一 越後瞽女日記の世界

会期:平成27年11月14日(土)~12月14日(月)
時間:午前9時から午後5時 *最終日は午後3時閉館
休館日:毎水曜日
会場:池田記念美術館(新潟県南魚沼市浦佐5493-3 八色の森公園内)
入館料:大人500円/高校生以下無料
お問い合わせ:TEL 025-780-4080 HP:http://www.ikedaart.jp/ikeda_communication.html

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