日本の現代版画家のコレクション。
駒井哲郎、南桂子
駒井 哲郎|Tetsuro Komai(1920 – 1976)
1920年、日本橋生まれ、西田武雄主宰の日本エッチング研究所で銅版画を学ぶ。慶応義塾普通部卒、東京美術学校入学。<春陽会賞>、サンパウロ・ビエンナーレ展<コロニー賞>、ルガノ「白と黒」国際版画展<国際次賞>ほか多数受賞。1976永眠。
南 桂子|Keiko Minami(1911 – 2004)
少女・鳥・樹木などを題材にした叙情的で繊細な「銅版詩」を描く作家として知られる。
1911年、富山県射水郡下関村(現在の高岡市中川)生まれ。高等女学校時代から詩作や絵画制作に興味を持つ。戦後になり東京に出て童話や油絵を学び、後の夫となる浜口陽三と知り合い銅版画を始める。1953年に渡仏、翌年から版画家フリードランデルの版画研究所で本格的に銅版画を学び、以後活動の場を国際的に広げる。
南 桂子|Keiko Minami
《2人の少女と風せん》
1974 カラー・エッチング
35.5×28.9cm ed. 50
南 桂子|Keiko Minami
《鳥と二本の木》
1970 紙・水彩・インク
40×31cm
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柄澤 齊|Hitoshi Karasawa(1950−)
栃木県日光市に生まれる。1974年、創形美術学校研究科版画課程終了。日和崎尊夫に木口木版を師事、現代木口木版画の第一人者として活躍するかたわら、オリジナルコラージュ、ボックスオブジェなども手がけ、2008年以降は絵画作品を中心に制作している。
《迷宮浮上》
1977
木口木版
15.1×10.2cm
ed. /50
《花筐 Ⅱ》
1977
木口木版
11.5×31cm
ed. /50