BLIND PEAK Ⅱ “Naked Babylon”
鈴木明日香、村上仁美、池田俊彦、庄司朝美、成田朱希、
藤浪理恵子、ハンス・ベルメール

会期日時 : 2019.9/13(金)-28(土) 日祝休廊 11:00~18:30

鈴木明日香 / Asuka Suzuki

「 抱擁 」 2015~19 パネル、キャンバス、オイルパステル、油彩 116×116

1983沖縄県生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業 東京藝術大学大学院絵画専攻修了|東京在
住|2010現役美大生の現代美術展(カイカイキキgallery/元麻布、hidarizingaro/中野)、2011トーキョー
ワンダーウォール2011(東京都現代美術館)、2018第94回パステル画会展(東京都美術館ギャラリーC/上野) 、2019「線の芸術Ⅱ-千差万別-」(不忍画廊)他

 村上仁美 / Hitomi Murakami

 

 

「序幕」 2019 セラミック h32×w25×d20

1990大阪府生まれ。愛知県立芸術大学大学院 彫刻領域修了|埼玉県在住|2013 (財)堀科学芸術振興財団 H/ASCA展《最優秀賞》、(株)アーバネットコーポレーション 立体アートコンペAAC《最優秀賞》、2015瀬戸市美術展 彫刻の部《優秀賞》陶芸の部《奨励賞》、2017蒐集衆商(スパイラル)、2018個展(ロイドワークスギャラリー)、2019清水真理×村上仁美 二人展(ザロフ)、アリス幻想奇譚(Bunkamura Gallery) 他

池田俊彦 / Toshihiko Ikeda

「The fifth new human –a mask of naked-」 2018 ドローイング、ペン、紙  119.8×79

1980八王子生まれ。多摩美術大学 油画専攻卒業、東京藝術大学大学院 版画研究室修了|2018〜 南島原市シラキノアートヴィレッジのエデュケーターとして常駐|2007《文化庁買上優秀美術作品》、2011「第一回ドローイングとは何か」《グランプリ》、2013文化庁海外研修ロンドン滞在、2019 「THE BODY―身体の宇宙―」(町田市立国際版画美術館)他|個展(不忍画廊2009,14,17)

庄司朝美 / Asami Shoji

「19.7.30」 2019 油彩、アクリル板 72.5×54.4

1988福島県生れ、多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻 版画領域修了|東京在住|2015《トーキョーワンダーウォール賞》、2016個展(トーキョーワンダーウォール都庁)、2017個展(トーキョーワンダーサイト渋谷、gallery21yo-j)、2018「FACE2019」《グランプリ》(損保ジャパン日本興亜美術館)、2019「線の芸術-千差万別-」(不忍画廊)、ART OSAKA 他

成田朱希 / Aki Narita

 

めざめの方舟 2019 油彩、キャンバス 1303×970(F60)

1966青森県生まれ。漫画・絵本・文学等を手本に独学で絵を描き始める。20歳(1986)頃に上京し以降、ヨシダヨシエ、細江英公、秋山祐徳太子等と交遊。2000〜毎年、从展(東京都美術館)に出品、2008「『招き猫亭』コレクションによる ねこまみれ展」(カスヤの森現代美術館)、2015 パークホテル東京31F 客室壁画「芸者金魚」制作|個展(不忍画廊2010,14,17)他

藤浪理恵子 / Rieko Fujinami

Grow in the links 4 2019 グラスエングレービング   h87×w36.5×d9

1960千葉県生まれ。東京造形大学卒業 多摩美術大学大学院修了|NY在住|1998《文化庁買い上げ優秀美術作品》選定、2007《New York Artist Fellowship》、2009-10「12人の地平線」(旧新橋停車場 企画:東京ステーションギャラリー)、2014「KYU-KYO 究竟(キュレーション)」(Brill Gallery,MA)他|収蔵:東京ステーションギャラリー、神奈川県立近代美術館、東京国立近代美術館、文化庁、Tikotin Museum of Japanese Art(イスラエル)他|個展(不忍画廊2004,06,08,09,13,16)他

ハンス・ベルメール/ Hans Bellmer 1902~1975

「Rose ou verte la nuit 夜咲く薔薇」 1966 ビュランHC100 29.5×19.5

ポーランド(当時ドイツ領)生まれ。写真家、人形作家。1934写真集『人形』を自費出版、パリのシュルレアリストの賞賛を受ける。ナチスを逃れパリへ移住しデュシャン、エルンスト等と親交、ジョルジュ・バタイユの挿画等手がける。1971国立現代美術センター(パリ)で大回顧展。日本では澁澤龍彦が1965『新婦人』で球体関節人形を紹介、四谷シモン等、人形作家に多大な影響を与えた。

相馬俊樹 Toshiki Soma

1965年生まれ 東京在住 慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻。美術評論家。主な著書に「アナムネシスの光芒へ 幻景綺論」(芸術新聞社)、「エロティック・アートと秘教主義」(エディシオン・トレヴィル)、「BLIND PEAK叢書Ⅰ」(不忍画廊)、「禁断異系の美術館」シリーズ(アトリエサード/書苑新社)、「魔淫の迷宮 日本のエロティック・アート作家たち」(ポット出版)がある。

相馬俊樹著 『BLIND PEAK 叢書 Ⅱ-Naked Babylon-』

2019年 不忍画廊刊行 / 24頁カラー・図版11点

★特別版 限定9部 15,000円
(鈴木明日香 ドローイング・ 村上仁美 セラミック 作品付)
★普及版 限定180部 800円