池田俊彦展 “笑う黄金種族” | SMILING GOLDEN RACE

Smiling Golden Race -騎士と死と悪魔-(連作) 2017 エッチング・雁皮紙 100x50cm

会期:2017.10/3(火) -22(日) 月曜休廊 11:00-18:30

作家在廊日:10/3,4,6,7,10,11,13,17,18,20,22(午後14時ごろ~)

『笑う黄金種族』

宇宙の終わりについて想像します。
数百億年後、数兆年後、あるいは我々の概念では数えきれない膨大な年月が経過した後、星々のドラマチックな誕生や終焉も終わり、闇と静寂に支配された絶対零度の世界。物質同士の結合は弱まり素粒子のみが永遠の拡散を続け希薄な消滅を迎える。
あるいはビックバンの逆転、急激な収縮による超濃縮質量をもった圧縮消滅。いずれにしろそこでは、僕たち生命と呼ばれた存在が地球というちっぽけな惑星で行っていたせせこましい営みは、痕跡も意味も消失し遠い時間の彼方へと忘却されています。
プランクトン、恐竜、アフリカ、霊長類、ジグラット、宗教、ピラミッド、戦争、虐殺、平和、恋愛、育児、愛犬、スマートフォン
美しかったものも、醜かったものも、すべての事象が均等に冷却され消滅を迎えます。希望も絶望もない、平坦な虚無の世界。
しかしさらに想像するのです。その黄昏の世界で微笑みを絶やさずあり続けることを定められた一族のことを。

「黄金種族」。

彼らは死を拒み、あらゆる生命の可能性を内包し宇宙の終焉に同席します。この宇宙の理を越えた新たらしい世界を、生命の理によって再建するために。そして僕たちのつつましく愛おしい営みに思いを馳せながら、彼らは永遠に微笑み続けるのです。

(池田俊彦ステートメント)

★Artist Bookret vol.9 池田俊彦「笑う黄金種族 | SMILING GOLDEN RACE」

B5版カラー12頁 限定250部 ¥500+tax

       
 Smiling Golden Race −騎士と死と悪魔− (連作)  The first new human race The second new human race  The third new human race 凝視する蒼いS氏
       
 Small three new humans The small new human center The small new human Right The small new human Left he small new human Blue

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同時開催: 集治千晶 -Secret Box-  (小展示室にて)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作家在廊日:10/3,21,22

通常の発表とは違った趣で遊び心に溢れた作品を展示いたします。銅版画、水彩画、ガラス絵、モノタイプに加え初の立体作品も発表。汐留、パークホテル東京「秋彩乱舞」池田満寿夫×集治千晶 展(8/28-12/3)との同時開催となります。

1973  京都に生れ
1996  京都精華大学美術学部造形学科版画専攻卒業
1997  第49回京展 市長賞(‘98毎日放送賞 ‘99市長賞 ‘06市長賞・コレクション賞 )(京都市美術館)
1998  京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻版画修了
第4回さっぽろ国際現代版画ビエンナーレ スポンサー賞 〈富士通賞〉(北海道立近代美術館)
2003  池田満寿夫記念芸術賞 佳作
2005  京都市芸術新人賞受賞
2014  浜松市美術館版画大賞展 静岡放送賞(浜松市美術館/静岡)

現在 京都市在住