釣谷幸輝 + 鈴木敦子 新作展 “ちいさい秋 あおい秋”

釣谷幸輝 ちいさい秋(左上) 2015 銅版画(メゾチント、雁皮紙、ハーネミューレ)200×200
あおい秋(左下) 2015 銅版画(メゾチント、雁皮紙、ハーネミューレ)250×200

鈴木敦子 ちいさい秋(右上) 2015 木版画(越前鳥の子2号)200×200
あおい秋(右下) 2015 版画(越前鳥の子2号) 250×200

■会 期 : 2015年10月23日(金)~11月14日(土)
■時 間 : 午前11時~午後18時30分
■休廊日 : 日曜・祝日休廊

不忍画廊 開廊55周年記念企画。
1904年、 山本 鼎(やまもと かなえ 1882~1946)作の木版画「漁夫」が発表され、自画・自刻・自刷の “創作版画” という表現が確立されてから111年が経ちました。現在、実力・人気を兼備し才能を認め合う、二人の “現代創作版画作家 / 釣谷幸輝(1967~東京生れ)、鈴木敦子(1968~愛知生れ)”による初の競演展を開催致します。
展示のメインは、同サイズ・同タイトルで制作して頂いた版画集『ちいさい秋 あおい秋』(*下記詳細)です。
そのほか、釣谷幸輝はモノクローム・メゾチント(銅版画)と初の鉛筆画、鈴木敦子はカラー・木版画とガラス絵。新作を中心に合わせて35点程を出品します。

釣谷幸輝(1967~東京生れ、現在・広島市立大学講師)は今年、ロシアでの国際メゾチント展ポスターに選出、今展直前までセルビアで「釣谷幸輝と詩人バランスキ展」開催、またアワガミ国際ミニプリント展では〈準大賞〉受賞など、国内はもとより国際的にリスペクトされているモノクロームの銅版画家です。
new!【アワガミ国際ミニプリント大賞2015】にて【準大賞】を受賞

鈴木敦子(1968~愛知県生れ、千葉在住)は、2013年(版画家としては異例の)瀬戸内市立美術館で個展を開催、日曜美術館アートシーンでも紹介されました。10版前後の色版を重ねる事でしか表現できない繊細な色刷りを追求・制作し続けている木版画家です。

 

版画集 『ちいさい秋 あおい秋』 刊行
版画6点(釣谷幸輝3点+鈴木敦子3点)+詩・各2編収録
《2作家競演による初めての版画集》 特製ケース付、限定12部 ¥97,200

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