門坂流の“芸術” The art of Ryu Kadosaka
二階武宏ミクストメディア 展 Takehiro Nikai MIXED MEDIA

門坂流 「柿田川」 2003 ペン画 245×410㎜

会期:2019. 6/10(月)- 29(土) 日曜休廊 11:00-18:30

ドローイング(ペン画など)、エングレービング(ビュラン)の技術を独学で習得、“自然界には輪郭線がない…”と言うコンセプトを元に
<交わらない美しい線の芸術>は、没後も多くの門坂ファンを増やし続けています。
当画廊未発表のドローイングを中心に、エングレービング秀作などをセレクトして展示します。

プロフィール:1948京都市生れ。2014町田市で永眠。
東京芸大油画科入学。ペン画から創作活動を始め、1985年頃エングレービング始める。
1988ドローイングの画集『風力の学派』刊行
1999朝日新聞 小説挿絵『百年の預言(高樹のぶ子)』(翌年、画集刊行)
没後、町田市立国際版画美術館に殆どの作品が収蔵される。

Ryu KADOSAKA Drawing Works Ⅰ
門坂流のペン画のドローイングを中心とした作品集。 /  A4版モノクロ・カラー48頁  /  1500+tax

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◆同時開催 | 小展示室にて 二階武宏ミクストメディア 展 Takehiro Nikai  MIXED MEDIA

二階武宏 「Triple chain wheels(TW-1) 」 2019  パネル・箔・木口木版・手彩色  180x140mm

※月刊アートコレクターズ 2019年4月号 掲載作品

★アーティストレセプション 6/22(土)午後予定
昨年の当画廊個展後(2018.11月)に制作したミクストメディア新作を中心に、小展示室での個展となります。

普段は木口木版という技法を使って制作しています。
木口木版は彫って摺るというシンプルな技法ですが、このシリーズは張り合わせたり他素材に出会うことで異なる質をもった作品に変化させています。
いつもの木口木版画と少し異なった箔を透過させた線刻をご覧いただければと思います。

二階武宏

プロフィール:1980名古屋市生れ。京都精華大造形学科版画分野修了 京都市在住。
2004 日本版画協会展《山口源新人賞》
2008京都市芸術新人賞、2010川上澄生美術館木版画大賞展《準大賞》
2008,2014高知国際版画トリエンナーレ展《佳作賞》
2016レオナルド・シャーシャ賞(イタリア)《特別賞》受賞 他