成田朱希 個展 「アドレナカフカ」 アーティストの絵本プロジェクト❼

あらすじ

名門私立小学校へ通う少年カズマ君は、
下校途中ある女に声をかけられる。
女は烏森(からすもり)と名のり、
社長であるカズマ君の父親の会社の
顧問弁護士だと言った。
そして烏森はカズマ君に、本当の父親は違う男で、
君は母親の不貞による子供だと告げられる。
突然、平穏な日常はぶった斬られ、
まだ小学生のカズマ君は嫌悪と絶望感に襲われる……

絵本『アドレナカフカ』

アーティストの絵本プロジェクト➆

絵・文:成田朱希
初版300部 カラー28頁
デザイン:Manami Yasuda
税込 1,300円(送料 350円)

【数量限定】展覧会記念セット
絵本1冊+成田朱希オリジナル小作品1点

税込 11,000円(送料別途 500円)

成田朱希初の絵本刊行を記念した個展を開催します。
幼少期より漫画等を手本に独学で絵画芸術を追求、今回の“漫画風絵本”はまさに真骨頂でしょう。
ドローイングによる絵本の原画21点をメインに、油彩など35点以上による個展となります。

絵本のプロが作るのとは少し違う、アーティスト × デザイナー × ギャラリーが、本気で楽しみながら作る『アーティストの絵本プロジェクト』第7弾。

プロフィール

成田 朱希|Aki Narita(1966 – )

1966年、青森県生まれ。はやい時期よりその才を評価された早熟の、そして独学の画家であり、のちに漫画表現をはじめ多方面に活動の場を広げていった。2015年には汐留・パークホテル東京の客室を各作家の絵で埋め尽くすという大がかりな企画に参加し、大作の客室壁画《芸者 金魚》を見事完成させた。

成田のテーマは一貫して、少女の匂い立たせる妖しくも謎めいたエロスであったが、彼女ほどそのコアを深く濃密に追求した表現者はなかなかいないのではなかろうか。成田の差しだすうら若き蠱惑の果実は甘美で、なおかつ危険であり、われわれを恍惚のうちに呪縛するだろう。(相馬俊樹『成田朱希 詩的評論』)

展覧会情報

〈 成田朱希 個展 「アドレナカフカ」 アーティストの絵本プロジェクト❼ 〉

  • 会場 : 不忍画廊 (〒103-0027 東京都中央区日本橋3-8-6 第2中央ビル4F)
  • 会期 : 2024年5月11日(土) - 25日(土)
  • 開廊時間 : 12:00 ~ 18:00
  • 休廊日 : 月曜・火曜(5月13日, 14日, 20日, 21日)
  • [同時開催] 不忍画廊小展示室「MASUO EROTICA 2024」── 池田満寿夫 生誕90年企画Ⅱ

会場写真

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